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マンガ「美味しんぼ」などによるグルメブーム全盛(バブル期)の約15年後、小泉内閣は「食育基本法」を施行した。2005年のことだ。あれから3年、自民党の勢いはすっかり弱まったが、相次ぐ食品偽装問題で「食育人気」は健在だ。
06年、マスコミでは異色の「食育研究所」を設立したのが、ベネッセ。健康で楽しい食生活を送るため、必要な栄養や量、食品選びに関する食育情報を定期的に提供。「お弁当持参率と成績の関係」など、ユニークな調査データも発表している。
食の業界も負けていない。食品メーカーはもちろん、キッチンまわりの関連企業も食育を積極展開している。例えば、東京ガス。90年代に始めた「キッズ イン ザ キッチン」(食育教室)の参加者は、07年度に1万5千人を突破。参加者はリピーターが半数以上で、倍々にのべ参加者が増えていっているという。
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いまや、ゆうに5兆円を超えると言われる「眠りビジネス」。昨秋~今春、東京・日比谷と秋葉原に「快眠」そのものをネーミングに活かしたホテルが誕生した。その名も「レム」。ホテルオタクを自認する私は早速、秋葉原に泊まってみた。
まず驚いたのは、わずか14㎡(シングル)という狭さと「全室バスタブなし」の思い切った施策だ。「これだけ狭いと、眠れないかも」と不安もあったが、眠りを科学した照明やアロマの香り、レインシャワーなどに癒され、思いのほかよく眠れた。
なぜここまで思い切ったのか。「眠りをテーマに据えることで、新たな“ブランド力”のあるホテルを創りたいと考えた」と、同レム事業部の担当者。意外にも日比谷のレムは、女性客が4割も。3~4年後には、同じく「バスタブなし」のスタイルと快眠の追究で、新大阪にもレムブランドを開業予定だという。
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すでにご存じだろう。「オトメン」とは、乙女(オトメ)っぽい趣味や考えを持つ男性(メン)のこと。マンガ雑誌『別冊花とゆめ』(白泉社)で連載中の同名作品から生まれた言葉で、「イケメン」ブームと相まって各界から注目されている。
たとえば、石油や小麦の高騰による原材料の値上げに悩む、菓子業界。いまや深夜のコンビニでプリンを買う「スイーツ男子」は当たり前。「男の~」と銘打ったスイーツも、コンビニを中心に右肩上がりの売上を記録している。
お肌の潤いに敏感な「モイスチャー男子」も健在。20代男子では「床屋でなく美容室」派が5割にのぼり、都心部のネイルサロンも2~3割が男性客だ。職場や恋愛シーンでは「なんか頼りない」と揶揄されることも多いが、彼らは間違いなく市場の救世主。今後の動向に期待したい。
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映画1本に2人で3万円、年間利用はなんと3千万円!そんな超プレミアムな客席が今年7月、東京・新宿に登場した。延べ床面積約1万㎡を誇る都心最大級のシネコン「新宿ピカデリー」(松竹)に造られた「プラチナルーム」だ。
2室しかない個室タイプのバルコニー席で、カッシーナーのソファに身を沈めながら大事な人と2人、プライベート空間で映画を鑑賞できる。入口は一般客と別、待ち時間も専用ルームで悠々と過ごせるなど、プレミアム客ならではの特権も多い。
それにしても1本に3万円は高すぎるなと思いきや、「予想以上に、プラチナルームへの問合せや予約が集中している」と、松竹・映画興行部の東谷正浩さん。さすが豊かな国・日本、快適な空間で映画を観たいと願う人が少なからずいるようだ。
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